http://rentalserver.jp78.net/
2005年7月直腸がんと診断される以前の父
2005年7月中旬74歳になる父が、直腸がんと診断された
だいぶ前から下血があったようだが、ワーファリンの副作用と思っていたようだ。・・・

父は私が小学校の4年生から糖尿病で数年に1~2ヶ月の割合で入院を繰り返していた。
61歳の心筋梗塞を発病するまでは、糖尿病でも血糖のコントロールが非常に旨くいっていた優等生だった。
しかしその日を境に脳梗塞、白内障の手術、心筋梗塞のバイパス手術。
そして、直腸癌の摘出手術、腸閉塞の手術と続き病気との戦いの日々となった。

父が60歳の誕生日に定年退職し、その後嘱託で一年間勤務した後退職。
本人もやっとゆっくりできると思っていた。

半年後の11月、勤めていた会社から年末で忙しいのでまた手伝ってほしいと電話があった。
父は「まだ自分も当てにされているんだ。」という喜びから進んで働きに行った。
しかし翌月の12月のある日、胸の痛苦を訴え病院へ行った。

 診断は(心筋梗塞)すぐに入院、移動は車椅子となった。
もともと持病の糖尿病があってインスリンを自分で注射をしていた父で、その胸の痛みは糖尿病のせいか
普通の人よりは感じにくくなっていたようだ。

その後カテーテルでの治療受け、治療そのものはうまくいった。
治療後しばらくたって、心臓を検査するため血管造影をすることになった。
検査の結果は良好で一安心・・・だったはずが翌日の朝(脳梗塞)を発病、言語をつかさどる部分の血管が詰まってしまった。
その結果、口元が左に曲がり、呂律が回らなくなってしまったが、幸いにも命にかかわることは無かった。
時かたつに知れ完全ではないが呂律のほうもだいぶ直ってきた。

68歳の春、心臓の定期検査で異常が発見された。「心筋梗塞だ。」今度はバイパス手術をしなければならなくなった。
自己輸血をするために手術の予定日より、だいぶ早く入院して自分の血液を溜める作業に入った父。
それと同時に手術に伴う高額医療費の自己負担を避けるため、身体障害者の認定の手続きをした。
父は第一級の身体障害者にこのときから認定された。

後のバイパス手術は無事成功に終わった。
術後の経過も良好でICUから5日あまりで、一般病棟に移ることができた。その後無事退院できたのであった。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索