歯周病を侮るなかれ

2010年5月31日
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歯周病を侮るなかれ
ここ2週間ほど左奥歯の歯茎が痛くて、ずっと歯医者さんに通っていました。


月に一回定期的に歯医者に行って、歯のお掃除をしなければならなかったのですが、忙しさのあまり半年ほど期間が開いてしまってたのです。


そのツケが廻ってきたのか、奥歯が激烈な痛みに襲われ、食事もできない状態になりました。


応急措置として、歯茎に薬を注射してもらい痛みを止めていましたが、一向に回復する気配なく、ついにこの週末の土曜日、左上の奥歯(親知らず)を引っこ抜いてしまいました。


抜歯など子供の頃に永久歯へ生え変わりの時に何度か経験していましたが、この年で口の中にペンチを入れて歯を抜くことになるとは何とも情けない・・・。


「親知らずを抜く」というのはやはり躊躇します。


先生は「どうします?抜いてしまいますか?」という態度で、もしかすれば抜かずに回復するような余地を思わせてるのですが、この痛みにはもう耐えられません。


歯だけでなく、歯は神経とつながってますので、左側の頭が痛くなり、肩と腰が凝ったりと何も集中できない状態です。


思わず「抜いてください。もう我慢できません」とお願いすると、さっと麻酔を打って、いとも簡単にスポッと抜いてしまいました。


そして、抜いた歯を見た時、「何だこれは!」と愕然としました。歯の周りが真っ黒けです。


特に歯の下の部分に赤黒い歯石がベッタリとついていました。まるで年末のお風呂掃除の時に風呂の側面のカバーをあけてみると、下の方に風呂カビがびっしりとついているような感じです。


歯石はプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が少しづつ唾液の成分で石灰化を起こして固まって出来ます。


歯茎の奥の中でへばりついているので、この段階になると歯磨きでは限度があります。


このような場合は、麻酔をして歯の周囲の歯茎に切込みを入れ、根の表面を綺麗にする「フラップ手術」というのが必要になります。


麻酔をしますが、これがまた痛いんです。歯茎の中に器具を入れ込んで一本一本ガリガリと歯石を削りだしていきます。


残念ながら、奥歯は狭くて器具が上手く入らなかったようで、今回はこのような結果になってしまいました。


歯周病は歯茎の中で炎症を起こし、膿が出たり、腫れたり、歯を溶かしたりします。これがさらに進むと神経に触れて激痛が走ります。


歯磨きをした時に少しでも血がでるようでしたら、直に歯石取りをしてください。絶対お薦めです。


実は左奥下もまだ痛いのですが、抜こうかどうか迷ってます。こんな事にならないように、毎日の歯磨きだけはしっかりしてくださいね。

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